専門看護師(CNS)育成コース
高度実践看護学部門
本部門では、病とともに生きる人々の生活の質の向上に資するために、高度な専門知識と卓越した技能を修得し、質の高い看護が実践できる看護師を育成します。さらに、看護専門職者として、臨床の現場ばかりでなく、政策上の課題解決や教育に貢献できる力も養います。
*5年間の実務経験(うち通算3年以上は専攻するする専門分野における実務経験)があれば、本過程修了後にさらに専門分野の実務研修を積むことによって、専門看護師認定審査(看護協会)の受験資格を得ることができます。
慢性疾患看護分野
慢性疾患が増加する現代社会において、社会を支える人々が生活の営みの中で健康管理を続けられるよう総合的に援助する高度専門職者の育成をめざします。このため、慢性疾患とともに活きる人々への理解を深め、慢性疾患の予防法、専門的な看護支援方法、適用される制度?政策とその革新方策等を学び、医療を受けながら生活する人々に質の高い看護を提供できる能力を養います。
在宅看護分野
在宅看護の対象となる療養者や家族の現状とニーズを捉え、人々の人権を尊重し、生活の質の向上に寄与できる看護専門職者の育成をめざします。具体的には、倫理判断?医学的判断に基づく的確なニーズの把握と支援、経営管理能力、研究能力を高め、先を見据えた在宅ケアシステムの構築に資する質の高い在宅看護実践能力を養います。