ドイツ留学レポート2
365体育直播学部 国際コミュニケーション学科 中岡友熙さん
ドイツ アウクスブルク大学
一月下旬に冬学期も終わり、二月から長期休暇に入りました。休暇の間は、地元のブンデスリーガ一部に所属しているFCアウクスブルクの試合を見に行ったり、ドイツ国内やその他の国に旅行に行ったりしています。またアウクスブルク大学では現在日本の提携校に向けてアウクスブルク大学のアピールビデオを制作するという企画があったため、そのプロジェクトにも参加していました。今回はそのプロジェクトについて述べていきたいと思います。
このプロジェクトは11月の下旬から始まりました。毎週金曜日に日本人学生と日本語を3~4ゼメスター学んだドイツ人学生と集まりアウクスブルク大学やドイツのいいところを動画にまとめるというものでした。毎週、会議の内容を日本語とドイツ語でレポートにまとめ日本人はドイツ人が日本語で書いてきたレポートを、ドイツ人は日本人がドイツ語で書いてきたレポートをそれぞれ添削しあっていたのですが、その際ドイツ人と日本人の違いに気づかされました。一つ目はレポートの文章量の違いです。ドイツ人学生の方々は慣れているせいか日本人学生よりも文章量が多かったです。私自身このプロジェクトに魅力を感じていたため、やる気がなかったわけではありませんがそれでもやはりドイツ人学生は一つ一つのことに対して真面目に取り組むという印象を受けました。また単語に対する知識量の違いにも驚かされました。私が単語の意味を尋ねると彼らはその単語をほかのわかりやすいドイツ語で説明してくれます。しかし私は日本語をわかりやすく説明することができないということが多々あり悔しい思いをしました。ビデオ撮影の際はそれぞれ担当を分け、セリフを考え撮影を行っていましたがその時もドイツ人学生が中心となって動いてくれました。悔しさを感じながらもプロジェクトは順調に進み、つい先日完成しました。決して長い期間ではありませんでしたがドイツ人学生から学ぶことが多く、このプロジェクトはとても有意義なものとなりました。このプロジェクトを通してドイツ人学生の真面目さと勤勉さ、自分のドイツ語の未熟さに気づかされました。この経験を活かしてさらに積極的に物事に取り組んでいければと思います。
さて最後に私事ですが先日ドイツでの二回目の散髪へ行きました。前回は少ししか切ってなかったためあまり変化もなかったのですが、今回はかなり伸びていたため多めに切ろうと考えていました。店員の方には自分ができる限り丁寧に要望を伝えたつもりでした。しかしその店員の腕の問題か、はたまた自分のドイツ語能力の低さのせいか前髪が直線に切られてしまうという事件がありました。この前髪を見るたびにどのように伝えればよかったのかと考えてしまいます。次回散髪へ行く際には自分の思った通りの髪形になるようにドイツ語能力を養っていきたいです。
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