モンゴル留学レポート

国際コミュニケーション学科 森田 祐司さん

モンゴル モンゴル国立大学 留学レポート2

 留学してから3ヶ月が経ち、残すところあと1ヶ月となりました。11月後半から寒さも一層厳しくなり、最低気温は-30℃を下回るまでになってきました。雪が降り、路面も凍結し、日々足元に気を付けながら学校へ通っています。3ヶ月経ったということもあり、授業の流れや、形式は理解できてきました。この11月に今まで習った範囲の復習を兼ねた中間テストがありました。ある程度勉強して受けましたが、自分が思っている以上に忘れていたことが多く、出来はそれほどよくありませんでした。テストの結果をうけて自分では復習したつもりでしたが、まだまだ不十分だということに気づかされました。授業では、文法や語彙などを学んでいますが、その中でも発音が難しいです。モンゴル人と会話していて通じないことが多々あり、舌の使い方がなかなか慣れることができず、大変です。また、モンゴルの文化や習慣などについても授業で教えてもらうこともよくあり、とても興味深いです。
 今回のレポートでは、そんな興味深いモンゴルの習慣や文化について少し書かせてもらいたいと思います。モンゴルの興味深い習慣の1つに人とぶつかったり、当たったりするとお互いに握手をするという習慣があります。実際に私も経験しました。後ろに下がろうとして、男性の足を踏んでしまうということがありました。ごめんなさいと謝り、振り向くと手を差し出され、少し戸惑いましたが、習慣を思い出し、握手しました。不思議と気持ちがすっきりしました。日本ではあまり考えられない習慣の一つだと思います。寛容な心でなんでも受け止めるモンゴル人らしい習慣であると感じました。また、モンゴルの食文化も興味深いです。モンゴルの食生活は肉中心で主に牛肉や羊の肉を食べます。そのため、ほとんどのモンゴル料理に肉が入っているのが当たり前です。とてもおいしいですが、おなかにたまりやすいです。来た当初はモンゴル料理で胃がもたれることもありましたが、今では大分慣れました。
 留学生活も残り1ヶ月となりました。12月の終わりには期末テストが控えています。中間テストの反省点を活かし、期末テストでいい結果を残せるよう、日々の授業で学んだことをしっかり定着させたいです。そして、悔いの残らない留学生活になるよう一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

雪景色
料理1
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料理2
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