韓国留学レポート

地域文化学科 西垣 有里菜さん

韓国 光云大学校 留学レポート3

 ついに、韓国留学も最後の日を迎えました。終わってみると本当にあっという間で、まだ日本に帰りたくないとさえ思いました。留学に行く前は大学で韓国語の授業を取っていたのですが、いざ現地に来てみると言葉をほとんど理解できず、これから先10ヶ月も韓国で生活していけるのか毎日不安でいっぱいだったし、他の友達と比べて自分の韓国語が全く上達していないような気がして、悔しくて泣いたこともたくさんありました。それでも韓国でできた友達や先生方、時には日本にいる友達に支えられながら生活していくうちに、日本とは異なる韓国の文化を肌で感じ、韓国語がわかるようになっていくことの楽しさに気づくことができました。もし留学をせずに日本で韓国語を勉強していてもきっとこんなに早く上達できなかっただろうなと思います。つらいことがあった分もっと一生懸命勉強しようと思えたし、韓国に来ていなかったら会えなかった友達もたくさんでき、実際に韓国で留学生活を送れたことは、私の中でとても大きな経験になりました。
 今月の文化授業では、料理教室で韓国料理作りをしました。韓国に来てすぐの頃も一度料理体験をしたのですが、今回はその時とは違う2品を作りました。韓国は辛い食べ物しかないと考えている人も多いと思いますが、実はそうでないものも多く、今回作った料理も辛くない料理なので日本でも作ってみたいなと思います。料理教室の後には友達と、近くにある梨花女子大学の周りを散歩し、光云大学との違いを見つけることができて面白かったです。
 今月は、先月から始めたテコンドーの授業の発表がありました。みんなで息を合わせ同じ動きをしたり、2人1組で組み手を披露したのですが、一番自信のなかった木の板を割るパフォーマンスもうまくいき、とても盛り上がった発表になりました。また、この発表で初めてテコンドーの先生のパフォーマンスを見ることになり、テコンドーがこんなに迫力があってかっこよかったんだと改めて知ることができました。今回せっかく授業を受けることができたので、また機会があれば体験したいと思います。
 私は、自分が海外で生活するなんて初めは自信がなかったけれど、思い切って留学を決断して本当に良かったと思っています。語学の部分もそうですが、いろいろな国の友達も増え、いろいろなところにも遊びにいけて、日本ではできない体験をたくさんさせてもらいました。今回の留学で学んだことを忘れないようにこれからも韓国語の勉強を続けていきたいし、韓国でできた友達も大切にしていきたいです。

料理教室料理教室
フィールドトリップフィールドトリップ
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テコンドーテコンドー発表会
先生と先生と