中国留学レポート

国際コミュニケーション学科 大橋 晴佳さん

中国 海南大学 留学レポート2

 無事期末テストも終わり、前期が終了しました。振り返ってみるとこの4カ月は、今までの人生で一番たくさん新しい出会いがあった期間なのではないかなと思いました。
 授業はすべて中国語の授業ですが、クラスが留学生専用のクラスなので、最初は留学生とは交流できるけど、中国人の学生とはなかなか関わりを持てないのではないかと思っていましたが、そんなことはなく、日本語学科の学生たちが積極的に連絡してきてくれて、たまに遊びに行ったりして、私の中国語の上達に協力してくれました。また、その日本語学科の学生たちが新しい友達を紹介してくれたりして、どんどん友達の輪が広がっていってとても楽しい学校生活を送ることができました。
 授業も最初は先生の言っていることもほとんど聞き取れず、まわりの留学生たちはすでに流ちょうに中国語を話していて、とても不安になっていましたが、時間がたつにつれ、先生の言うこともだんだんわかるようになり、ほかの留学生とも少しずつ会話できるようになってきました。しかし、授業の課題は思っていたよりも少なく、課題以外にも自分で勉強しなければなかなか中国語の上達にはつながらないな、と思いました。
 授業終わりにはクラスメイトとお昼ご飯を食べにいくこともよくありました。学校の近くに、お寿司やさんが何軒かあり、ほかの国の留学生たちもみんなお寿司が好きだったのでそこに行くことも多かったです。大学の近くには、中国の料理だけでなく、韓国、アメリカの料理、ピザやファストフード店などもたくさんあり、食事に困ることはありません。お寿司やさんのほかにも日本料理のお店がいくつかあったりして、日本の料理が人気なことがよくわかりました。
 そして私がこっちにきてすごく思ったのは、中国の学生でも、他の国からの留学生でも、日本に興味を持ってくれているひとが多いということです。多くの友達が日本の文化や、日本語について質問してくれます。他の国の人たちが日本のことを知ろうとしてくれているのは、日本人の私からしたらとてもうれしいことだな、と思いました。特に、中国や韓国では日本のドラマやアニメが人気なようで、私が知らないようなものまで知っている人が多くてびっくりしました。日本の文化についても、私は日本についてまだまだ知らないことがたくさんあるのだな、と思い知らされました。そして日本のよいところをもっと伝えたいなとも思いました。
 多くの中国人の学生が海南は田舎だ、と言いますが、学校の中には小さなおみせがいっぱいあり、近くにはスーパーマーケット、カラオケ、レストラン、少し歩けば海もあるという、すばらしいところです。私はここに留学できたことをすごくうれしく思います。次の学期にはHSKも受けようと思っているので、気を引きしめて頑張りたいと思います。

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