フランス留学レポート
国際コミュニケーション学科 川原 さくら さん
フランス オルレアン大学
留学生活が始まってから早くも1カ月が経ちました。着いたばかりの頃はまだまだ日差しの強い日も多かったのですが、最近は寒い日が続いていて、マフラーやコートを目にすることも多いです。オルレアンは天気が不安定なのか、雨が降ったりやんだりを繰り返しています。ただ傘を差しているフランス人は少なく、大抵の人はそのまま、もしくはフードをかぶって歩いています。そういった日本と違うところを日々みられるのが楽しいです。
学校は、最初の一週間はクラス分けテストを受け、様々なアクティビティに参加して終えました。二週目から授業が始まるのですが、最初に受けたテストによってクラスが分けられました。私のクラスには日本人が誰もいないので、最初は他のクラスの日本人同士で話している人たちが羨ましく、心細い時もありましたが、フランス語を学ぶ環境としてはいいのではないかなと思うようになりました。基本的に英語を話すことはほとんどなく、クラスメイトたちと話す時も全てフランス語なので、休み時間に話したり一緒に帰ったりお昼を食べる時間にもフランス語の勉強になっていると思います。先生の話す速さがなかなか早いため、何を聞かれているのか、どの課題を出されたのかをいまいち理解できていない時がまだあるのですが、その時もクラスメイト達にたくさん助けられています。また、授業の中で先生がした質問の内容を瞬時に理解しそれに対し発言をするということがまだ私はできていません。他のクラスメイト達は、私が質問の内容を理解し終えるころにはもう発言をして、積極的に自分の意見を言うことができています。もっと語学力を上げて早く自分の意見を明確に積極的に言えることをまず目標としてこれから頑張ります。
私が通う学校はオルレアン大学付属の語学学校なので、ただ普通に授業を受けているだけではフランス人の学生と関わるのは難しいと思います。毎週木曜の夜にソワレがあるのですが、深夜なのでホームステイしている私には厳しいため、日本語学科の学生と日本人留学生の交流パーティーや、フランス人にオルレアンの街を案内してもらうという企画に参加してみました。後は、buddy systemというものがあり、これに登録するとフランス人の学生とbuddyとして交流することができるのでお勧めです。もっとたくさんの学生と関わっていけるように頑張ります。
私はホームステイをしているのですが、ホストファミリーはとても良くしてくれます。普段の会話の中に、教科書にはないようなフランス人がよく使用する自然な会話がたくさん出てくるので、とてもいい勉強になります。また、毎日話していると聞き取りの力もついてくるので、私はホームステイを選んで本当に良かったと思います。まだ自分の本当に言いたいことをうまく文章にすることができずにもやもやすることもありますが、これからもっと色々な話をして、充実した留学生活にできるよう楽しみながら頑張っていきます。
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